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龍之介のほどほどにエッチな官能小説ブログ
龍之介が趣味で書いたほどほどにエッチで官能小説、異性の口説き方、エッチについてのお役立ち情報、艶笑ことわざ・金言集、その他官能的エッセイ、雑文等々を発表していきます。 きっと読者のお役に立ちますよ!!
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★アラサー女医、佳乃とのNY・マン遊記……旅行準備・ゴルフ編(その10)
「えーっ、そんなこわいこと言わないでくださいよ」私は内心は逆にやっつけてやると思ったが、口では弱気そうに言った。そして、過去に付き合った、麗夫人によく似た強気で男勝りの女性を籠絡したことを思い出していた。男に取っては、女らしい温和しいタイプを籠絡するのも楽しいが、お転婆とか、跳ね返り娘と言われるような女を墜とし、喜悦の悲鳴を挙げさせるのも楽しいのである。

 四人がそれぞれの腕を発揮して午前のプレーが終わってクラブハウスに引き上げた。私のスコアは頭の中で計算では、ハーフ41である。麗夫人は45のはずだ。
 パー競争では引き分けだった。クラブハウスに入ってレストランに上がった。途中ですれ違った男たちが、私たちをさりげなく見て羨ましそうな表情を見せている。
 窓際の席にすわってそれぞれに注文した。

 私はプレイ中は、飲まないが久美子と麗夫人はビールを注文した。結局、成績は、佳乃先生が48、久美子は50だった。
 食事が終わって私たちはアウトコースに向かった。
 最初のコースはサービスロングともいうべきツーオンも可能なロングホールだ。途中までは打ち下ろしになっているので、思い切りティーショットを放つ。幸い、ドロー気味に打ったショットはかなりの距離が出て、残す距離は5番アイアンでもいけそうだ。麗夫人は、伸びやかな肢体をフルに使い、ミニスカをもうちょっとで、パンティが見えるのではというほど翻してナイスショットを放った。

 佳乃先生と、久美子は、例によって飛ばない人は曲がりも少ない……というショットで、それぞれ160ヤードほどをフェアウェイ真ん中に打った。私は、過去にこのコースに来たときに、悪くてパー、バーディも取った記憶がある。 今日もバーディを取って、麗夫人との〈パー取り競争〉の実績を挙げておかなければならない。そう思って、二打目は慎重に距離をキャディに相談し、5番アイアンで、打った。ボールは目標方向にまっすぐ飛びだし、ツーオンに成功した。

 麗夫人はスリーオンのパー。私は、予定どうりに本日初のバーディを取った。
 麗夫人は、「ナイスバーディ」と声を掛けてくれたが、その表情には悔しさが、見えていた。その後、5番ホールで、私は大きなミスを冒した。そのホールは、ほとんど直角にドッグレッグしたミドルなのだが、鬱蒼とした木々を超えて、ショートカットすると、ほとんどグリーン近くまで飛び、あとはサンドウェッジでアプローチ出来るのだ。そこからツーオンして、ワンパットのバーディを取って、一気に麗夫人に差をつけてやろうと思ったのだ。

 しかし、私のティーショットは無情にも林の中に……。OBでは無かったものの、木に当てたりして、なんとダブルボギーの結果に。麗夫人は、手堅くコースなりに、打っていき、スリーオン、ワンパットのパーを取った。
 こりゃあ、まずい、麗夫人にパー取り競争でも、スコアも僅かながら勝っていたのに、頭の中の計算では、パーもひとつ負けていて、スコアも負けているかもしれない。
 とうとう、私たちは最終の9番ホールにやってきた。

 このティーグランドからの眺めは、このコースの中でも、一番の絶景と言える。
 はるか前方に洒落たクラブハウスが見え、さらに、その背景には八ヶ岳の山々が望める。しかしゴルファーに取っては、前方に拡がるフェアウエイ、左手の大きな三つの池、右手には、ティーショットーの落としどころに配置されているバンカー、さらには、グリーンは砲台で、その手前にはバンカーが待ち受けているし、グリーンオーバーすれば、そこにもバンカーが三つも待ち受けている。

 けれども、問題はこのコースの距離である。1番のロングよりも、約100ヤードも長くて、590ヤードもあるのだ。しかも、三打目はバンカー越えの砲台グリーンである。
 私は、原則としてプレー中、スコアカードは見ないのだが、頭の中の計算では、〈パー取り合戦〉で、ひとつ負けているし、スコアも、ネットで計算すれば、ひとつ負けている。
 このホールでバーディを取れば、パーが二つの計算になるので、麗夫人がボギー以下だったら、私の逆転勝利だが、そうでなければ敗北を喫することになる。

 麗夫人もそれが分かっているようで、ティーグランドに立って、打とうとしている私に向かって、彼女は言った。
「さあさあ、ここで、バーディ取らないと、今夜は私の僕になりそうよ」と煽るのだ。
 私は、麗夫人の言葉を無視し、念入りに方向性を確認すると、全身の力を抜き、ティーショットを放った。打った瞬間、あっ、しまったと思った。ドロー系のボールが、予定よりも少し右に出すぎたのだ。あっ、戻れ、戻れ、バンカーに入ってしまう……と、私は必死に見つめる。ところがボールはうまいこと曲がって、バンカーぎりぎりにのフェアウェイに落ちたのだ。麗夫人は、真ん中に200ヤードほどのショットを放った。佳乃先生と久美子も、フェアウェイにボールを放った。

 私は、その後、スプーンが苦手なので、バッフィでセカンドをナイスショットした。残る距離は、140ヤードほどである。グリーンは大きいので、乗せるにはそれほど、苦労は無い。しかし勝つためには、ワンパットで容易にカップインできるところに乗せてバーディを取らねばならない。
 私は、迷った末に、8番アイアンを手にして3打目を打った。祈るような気持ちでボールを追う。高く青空に向かって伸びたボールは見事にバンカーを越え、グリーンに落ちた。

「ナイスオン!」三人と、キャディの声が響く。
 そして、私はなんと、グリーンで2メートルほどのパットを見事に沈めたのだ。カップインする心地よい音が響き、同伴者達の、「ナイスバーディ」という声がグリーン上に響いた。しかし、その声の中に、麗夫人の声は無かったように思えた。私たちは、プレーを終わり、めいめいがスコアを付け、計算しながらクラブハウスに戻った。風呂から上がり、またレストランで集まってスコアを確認し合った。
 結局、私のスコアは、41と40で81、ハンディが10なので、ネット71。麗夫人は、45と41で86、ハンディが14なので、ネット72で、私の勝利。〈パー取り合戦〉でも私の最終ホールでのバーディがきいて、ひとつ私が勝ったのである。

 佳乃先生は、48と47の95,ハンデイが22なので、ネット73、久美子は、50と49で99,ハンディが24なので、ネット75であった。
 烏龍茶やジュースで乾杯し、お互いの努力を称えあったけれど、佳乃先生が、「石井さんのハンディは甘かったんじゃないの?」と言った。女性軍は、みんながその意見に賛同し、今夜の食事代は私が持つという罰を与えられたのだ。

 しかし、私は、麗夫人の耳元で囁いた。
「〈パー取り合戦〉は私の勝ちですね。約束は実行していただけますね」
 麗夫人は、顔をゆがめ、悔しさを隠さずに言った。
「しょうがないわね、好きにして……」
 つづく 
 


 
 


テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

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Author:ryuu28
龍之介のブログへようこそ!

 私は、まじめで温厚、知的、痴的な男です。趣味は、小説を書くほか、読書、絵画鑑賞、旅行、自然・史跡等探索、カメラ、HP・Blog作成です。仕事は自営ですが、実務は無し。毎日休み同然の暮らしです。現在、小説をはじめ良品を販売するネットショップ経営を目指しています。
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